補題 7.1
が
の可算部分集合
ならば,
と
は
-分割合同.
証明
まず,
の元
で,
,
,
,
が互いに交わらないように出来ることを示す.
与えられた回転軸
のまわりの回転
について考える。
ある
と
とが交わるとき,
すなわち
となるとき,
となる
ような
の元
が
存在することになる. この
式より,
となる.
ここで,
の
回転角を
と
して,
とおくと,
回につき
の回転を
回行うと, 点
から
点
に移動するという事だから,
となり, これより,
が成り立つ. よって, このような角度の集合
を除いた角度であれば, 互いに交わらないように
することが出来る.
の
回転角
を,
とする.
は可算集合なので,
となる.
よって, このような
は存在する. このとき,
とおく. すると,
となる. また,
であり,
より,
となるから,
と
なる.
ここで,
だか
ら, 分割合同の定義より,
を得る.