線型代数については、少数の標準的な教科書があり、 あといくつかの特徴のある本があって、 その他の大多数の本は、これらを適当につぎはぎした、基本図書の 1次結合とでも称すべきものが多いようです。 (線形代数の教科書の作るベクトル空間の次元は、せいぜい4−5次元か。)
この講義ノートもその例にもれず、「つぎはぎ」のパッチワークでは ありますが、応用上重要であろうと思われる最小限度を、行列に限定して できるだけ「愛想よく」かつ「納得できる」形に配列して見ました。
題して、行列代数これだけ。本当に、せめてこれだけは勉強して欲しい、 たったの28枚、毎週2枚づつやっても14週。
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