$\boxed 1$ 行列

\begin{displaymath}
A =
\begin{pmatrix}
-2-t & 0 & t+1\\
0 & t & 0\\
-1-t & 0 & t
\end{pmatrix}\end{displaymath}

について、
  1. $A$ の固有値を求めよ。
  2. $A$ の固有空間を求めよ(必要ならば $t$ の値によって 場合分けして)。
  3. $A$ が対角化できるように $t$ の値を定め、$A$ を対角化せよ。


$\boxed 2$ 行列

\begin{displaymath}
A = \begin{pmatrix}
3 & 1 & -1\\
-1 & 1 & 1\\
1 & 1 & 1
\end{pmatrix}\end{displaymath}

について、
  1. 固有値と固有ベクトルを求めよ。
  2. ベクトル

    \begin{displaymath}
{\overrightarrow v} =
\begin{pmatrix}
1\\
1\\
1
\end{pmatrix}\end{displaymath}

    を固有ベクトルの和の形に表せ。
  3. 自然数 $n$ に対して、 $A^n{\overrightarrow v}$ を求めよ。


Yamagami Shigeru 平成14年12月24日